1月21日に行われた6時間縫製テクニック講座を見てきた
1月21日の土曜日に行われた縫製テクニック講座を見てきました。
以前行われたものと基本は同じですが「1日でしてもらいたい」という事で
休憩1時間のみの6時間ぶっつづけの靴教室です。
講座受講は全部で4人。
趣味で作っている方や靴会社勤務の方も来られていました。
内容は下記のテクニックを教えます。
講義内容
1.製甲に使われるテクニックの概要説明 テープ取りテクニック
2.パイピングバリエーション
3.イタリアンテープ
4.手カラゲの基礎
5.スキンステッチの基礎
6.ムソウ折の説明
って、先生多くないか、これ?
「ちょっと多かったかもですねぇ~」(・∀・)
オニか、あんた、、、
「難しかったところはまた後日僕が工房滞在している日に補講しますよ」
とのことでした。
「これはイタリアンテープと呼ばれる技法ですね。
モカシンなどに使われます。のびどめ・補強の意味合いもあります。」
カバンなどでは玉ぶちとも呼ばれていますねぇ
あ、この縫い方可愛いですね。
「靴でよく使われる手縫いのやり方ですよ」
よくまぁこれだけ色々とテクニックを覚えていはりますねぇ。
以前のプロフィール話で聞きましたが靴工場での工場長の成果ですか?
「そうですね。
行っていた会社は年間300種類の靴を作っていました。
300種類の影にはサンプル段階で900種類は作っています。
その900種類を作る・作っているのを横から見る・技術を盗む、などで
習得して行きましたよ。
やはり技術は数です!」
今回受講した方が言っていた言葉で頷いたのは
「パターン(型紙)ばかり作っていてもダメ。
靴ばかり作っていてもダメ。
パターンを学んだら靴を作る。その後にまたパターンを学ぶ、など
相互に積み重ねていかなきゃダメです」
なるほど、深いなぁ
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