靴型紙講座(中級)最終日を見てきた デザイナーの道、職人の道

靴型紙セミナー中級の最終日を見てきました。
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昨年も開催されたこの講座、今回が最終日です。
昨年の様子は下記blogで。
パターン講座中級~ブーティサンダルを見てきたpart1: 靴業界を元気にするNPO法人シューネクストBlog
パターン講座中級~ブーティサンダルを見てきたpart2 型紙を作るのを見てみる: 靴業界を元気にするNPO法人シューネクストBlog
中級パターンセミナー ブーティサンダルpart3 ちょいとめんどうなサンダル: 靴業界を元気にするNPO法人シューネクストBlog
さて。
セミナー参加人数は7名。
最終日の今日は課題の靴の型紙をあげてそれを全員の前で添削。
全員の前で講評添削はとても刺激があり勉強になるシステムです。
独学ではなく多人数で学ぶ、ということのメリットの一つですね。
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今回は最終日ということで靴から型紙を作る試験問題が行われました。
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脇で見ていて「イイハナシダナ~」と今回思ったのはデザインの話。
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古瀬講師
「デザインを考えてください。
造形学、色彩、立体造形、全部含めて学んでデザイン、です。
専門学校では1年間デザインを学びます。
企画デザインを学びたいなら若いうちに学ぶべきです。
30過ぎたらもう企画デザインは無理。
アスリートと同じです。
専門学校や美大に行かなければデザインは学べない、ということはありません。
デザインの勉強は添削でもできます。
私も添削で学びました。
皮革業界の研修などでデザインセミナーがあるなら受けてください。
そこからきっかけが生まれて何を学ぶか、何を学ばなきゃいけないかがわかります。
靴のデザイナー、企画をやりたいなら人の体を学んで造形を学んでデザインを学ぶ
必要があります。
でも職人になりたいならそれは不要です。数をこなせばどんどんうまくなります。
職人なら30代でも若手です。
ですがデザインは20代から学んでください
若いうちじゃないとデザインの基礎吸収はできません。」
靴に限らず適用される話ですな。
耳に痛いったらありゃしない(~_~;)
そういや、、先日見たんですが、子供用の靴の木型ってのは
単純に大人のものを小さく、でいいんですか?
「保育所幼稚園年少くらいまでは実際に測定した木型よりも大きめに靴を作ります。
大人用の木型を小さくすれば子供用ということはありません。
7,8歳で成人骨格になりますからそれまでに余裕をもたせておく。
もちろん大きめですので紐やマジックテープでしっかり靴を保持します。
大人と一緒の考え方ができるのは7,8歳からです。
これが子供靴の難しいところですね。
カウンターはしっかり作らなきゃいけません。
これは子供は7歳まで足ができないから。
靴が外骨格になっている、と考えてください。
でもここらの考えも欧州では諸説あるので賛否両論。人によります」
なるほど。
「中級講座の上に上級講座もあります。
でも上級といってもまだ基礎です!
上級までこなしてようやく基礎が終わりそこから更に勉強勉強です。
作ることも勉強ですし、こういう講座を受けることも勉強です。」
ちなみに。。
今日の皆さんの靴
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