萩原手製靴セミナーを見てきた:釣り込み編

10/28に萩原講師の手製靴セミナーを見学してきました。
前回の様子は下記から
萩原先生の手製靴セミナーが開講されました~つり込みまで: 靴業界を元気にするNPO法人シューネクストBlog
今回は第2シーズンの初回となります。
席数は4人満席となっております。
内容は
1日目:中底すくい下穴加工
     ウエルト加工、吊り込み
となります。
1210hagiwara003.jpg
1210hagiwara002.jpg


つぅか、、あれよね?
靴作りって基本的に前かがみになるからでっかい男の人が小さく小さく作業しているのはちょっとかわいらしいですね。
「また気楽に言ってくれますねぇ。。
腰痛もっている人にはきついんですよ(-_-;)」
だろうなぁ
萩原手製靴講座では6時間×全8回で下記の工程を行います。
1日目:中底すくい下穴加工
     ウエルト加工、吊り込み
2日目:すくい縫い(左足)
     中物、シャンク(左足)
3日目:すくい縫い(右足)
     中物、シャンク(右足)
4日目:本底貼り、切り回し(左足)
     ドブ起こし、だし縫い(左足)
5日目:本底貼り、切り回し(右足)
     ドブ起こし、だし縫い(右足)
6日目:コバ決め、かかと積み上げ
7日目:かかと決め、底面仕上げ
8日目:コバ・かかと仕上げ、アッパー仕上げ
そのため甲革(靴の上を覆う部分。目に見える主要部分ですね)はすでに仕立てあげられており、これを中敷・中底・ソール(表底)シャンク・踵と合体していくのがこのセミナーのメインです。
本日はつり込みです。
1210hagiwara004.jpg
釣り込み(吊り込み)
意味
製靴工程の一つの作業。 先芯、月型芯を挿入した甲部を、中底を仮り止めした靴型にかぶせた後、甲部周辺を引張り靴型に密着させ釘又は接着剤で中底に固定させる作業。各種の釣り込み機がある。
 皮革用語辞典によるつりこみの説明は上記のとおりですが、このセミナーは手製靴講座です。
ってことはつりこみも無論手作業!
1210hagiwara005.jpg
 革を引っ張り釘でトントンと打ち込んでいきます。
この作業の時の音を聞くと「あぁ、靴作っているなぁ」という感じもします。
甲革>裏用材料(内側の足があたる部分の革)の間に先芯を入れます。
先芯
靴の爪先部の甲材と裏材の間に入れる芯。靴の爪先部の形状を保ち、かつ足を保護する目的の部品。古くはタンニン革又はその床革<とこがわ>が多く使われたが、現在は合成樹脂を含浸させた織布又は不織布やプラスチックなどが用いられている。
 無論!この講座では先芯にも革を使います。
1210hagiwara006.jpg
1210hagiwara008.jpg
1210hagiwara009.jpg
芯もつり込み、トントンと叩いていきます。
1210hagiwara010.jpg
1210hagiwara011.jpg
先生、なんでトントンと叩きますの?
「靴に先芯を沿わせるためです。
この作業を行うことで先端部分にシワがよらずきれいにカーブが形成されます。」
さらにヤスリまでかけていきます。
1210hagiwara014.jpg
「これも足に当たるガタツキやコブなどを少しでもなくし快適に履いてもらうために行います」
この日もトンカチの音が途切れることなく作業が続きました。
1210hagiwara001.jpg
関連タグ:萩原手製靴セミナー: 靴業界を元気にするNPO法人シューネクストBlog

関連記事:

Follow me!