『「革製品」自分でできるお手入れとリペアの本』が修理紹介の本として貴重だ
変わっている、というか変というか、違和感というか対象がよくわからんというか。。
珍しいので思わず購入してしまいました。
ダイアプレスが出版した『「革製品」自分でできるお手入れとリペアの本』がちょっと変わっています。
タイトルどおり手入れの本なのだが
中盤からのリペアの部分からが「おいおい、どう考えてもこれは個人さんが出来る事じゃないだろ」という修理屋さんの領分に踏み込んでいきます。
リペアに欠かせないグラインダーって、、、どこに需要あるんだろうか、ここらへん。。
なんというか作り手向きにしても変だし、革製品好きな人向けにしても変。
対象がわからんなぁ、と。
で、これをわざわざ紹介したのは修理を紹介した本ってのはあまり出てないからです。
特に靴修理は技術が必要とされ修理会社でコツコツ働いて技術習得する、というパターンが多くあまり表に出てきていません。
もちろんこの1冊で靴修理出来るぜ!とは到底言いませんが、靴修理ってこういう世界なんだ、と知るにはいい本だと思います。
あと、この本はムックですので一定期間後に店頭から消えてしまいますので立ち読みなりしたい方はお早めにお探しください。
多分あと1ヶ月かからず店頭からは絶滅するでしょうから
(取り寄せしたら半年くらいは大丈夫だと思います)
amazon:『「革製品」自分でできるお手入れとリペアの本』
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