14.04.12の靴型紙パターンセミナー 靴売り場とメーカーの経験からぶっちゃけると

4/12はパターンセミナー初級・中級がレザークラフトフェニックスさん3Fで開催されました。
レザークラフト Phoenix(フェニックス) -レザークラフトの材料店 革、金具、道具、テキスト、教則本
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中級はサンダルパターンを学びます。

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古瀬先生「この木型のラインでは小指がはみ出している。楔状骨(ケツジョウコツ)にあたってしまうのでこのラインではダメです。
サンダルは足の骨を熟知して作らないと骨にあたったり、覆わなければいけない指がはみ出てしまう。だから難しいんですよ」

14.04.12 パターンセミナー 中級 サンダルの難しさと面白さ | シューネクスト

初級は何学ぶの?
初級の人は裏型(靴内側部分の型紙)を作りましょう。
今回学んでいるパターンは手で釣り込む場合の型紙です。
裏釣り込んで、先芯入れて甲革を釣る、ということを教えるが、量産メーカーでは機械釣りなので違う作り方をします。」

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機械釣りこみと手でやるつりこみは違うの?
「違いますねぇ。
機械があると全自動!なんてことないですよ。
きちんとそれにみあった技術と型紙が必要となります。
型紙作るときも仕事してもらう職人さんが嫌がらない・文句でないような型紙を作りましょう。
グッチフェラガモなどは甲革パーツのいたるところを折り返ししています。
ですが、折り込まなくてもいいところは折り込まないんでいいんですよ。
グッチフェラガモは付加価値を高めるためにも折込をしますけど、通常価格の靴を作るならばそういうところは省いて職人さんが気持よく仕事出来るようにしてあげるべきです。
昔はね、仕事を出すメーカーサイドは職人さんの選択肢がタクサンあったので『文句言うならお前に仕事出さないぞ!』と言えたんですけど、今の時代は職人が減っているのでそれもしづらいです。
腕が悪い職人でも確保しておかなきゃいかないし、確保しつつ腕がよくなってもらわないと困るんですよ」
ほへ~
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手間のかかっている靴ってのは縫っている部分が多い、ってことですか?
「基本はそうですね。
僕は20代の頃に靴売り場で働いていましたが、お客が悩んだ時に『この革はいい革なんですよ!』『このデザイナはー云々』というのもひとつの手ですが、あの時代は「ほら!ここはこれだけ縫って手間かかっているんですよ!」と押すのも一つのテクニックでした。
革の良し悪しやデザイナー云々よりもやはり見栄えです。
その上で悩んでいるお客さんに「ここはこのように手間かかっています」と主張したものです。」
革の良し悪しがよく分かる店員やお客さんはそうそういないでしょうしねぇ。
「そうですね。
足が不自由な方に勧めるコンフォートシューズは足に痛みが出ないようにしているので見栄えを損ねているものもあります。
ですので勧めるときに鏡は見せません。
この靴だとどのように足にやさしいか、足の助けになるか、不自由じゃないか、などを説明して納得していただきます。
見栄えよりも履き心地が最優先です。
見栄えはその靴を履きこなしているメーカー提供の写真などをお見せします。
 このようにしないと皆さん外見だけでコンフォートシューズを敬遠しちゃうんですよ。」
あぁ、なるほどなぁ
それじゃ一般の人は見栄え最重視ってことですか?
「極端な話雑誌に載っている靴の写真と品番を持ってきて実際に試着せずに購入される方もいますよ。
履き心地試してみたらいいのに、と思ったものです。
そういう方は痛かろうが外反母趾になろうが辛抱して履かれてしまいますね」
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シューネクストでは型紙を学べるパターンセミナーに加えて今現在足が不自由な方向けの靴の作り方を学べる「オーダーシューズ」セミナーも開催しています。
見学は可能ですのでまたお問合せください。

靴型紙講座 シューモデリスタ・スティリスタ養成セミナー(初級) | シューネクスト
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