NPOシューネクスト・パターンナー セミナー中級コース最終回(於・レザークラフト フェニックス 3F教室)

8/2、中級コース最終回は、ボタン ブーツのパターン製作実習でした

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「イタリアに於いて、このタイプのブーツには、頭に必ずPolacchino(ポラッキーノ)と言う言葉が付く。 その理由は、…」は、以前の投稿に書きました。 どうぞご参照下さいねd(^-^)

14-07-05 パターンセミナー中級 外羽根式ブーツパターン、それぞれの意味合いを説明してみる | シューネクスト

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ボタンブーツとは、

その名の通りシャフト(筒)の外側にボタンが並んだデザインで、ボタンの開閉で脱着するタイプのブーツです。 19世紀後半から20世紀初頭にかけて流行しました。
ボタンホールにボタンを通し易くする為に、専用のボタンフックなるモノも在りました。
装飾的な効果を与えるスタイルですが、日露戦争に於いて日本の陸軍がボタンブーツ シャフトを装着して戦闘に実用化していました。(後にゲートルに変わる)(-.-)b

 

上田学園シューズ3年生が2年生の時に製作したボタンブーツです。 かなり、ボタンの色目や大きさ、数に拘っていました。
彼は旧い軍靴が好きで、その歴史的背景や機能性などについてを良く勉強しています。 良く出来ていますね。 僕も好きな彼のコレクションです( v^-゜)

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ボタンブーツのペーパーアッパー

開閉部に特有の癖が出るので、この段階で調整補正します。

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最近では、ボタンはタダの飾りで、インサイドやバック ファスナーで脱着するタイプが多いのですが、僕が指導するそれは、勿論、ボタンの開閉で脱着するリアル モデルです。
リアルモデルの難しさは、ライニング パターンの展開です。

それが理解出来れば、イタリアの老舗靴メーカー・ジョン ロブなどの内羽根式モンクシューズのライニングも簡単に作れます。
(ロブの裏纏め方法については、しばしば質問を受ける)
基礎パターン種々、何事もトレーニングの積み重ねによる応用力の養いですねd(^O^)

…今日で、パターンナー中級コースは終了しました。 修了生は、もう大抵の靴は作れます。 自信を持ってオリジナル デザイン バリエーションを拡げて行ってほしいですね。

facebook: 古瀬 勝一

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