測定を学びたいのだけど理論セミナーって聞く意味あるの?
「足と靴の相関理論セミナーでは足の測定などの勉強をするんですか?」という質問が来ているんですけど、講師の古瀬先生、どないなんですか??
足を測定する、というには理論セミナーが必須です
理論セミナーは座学ばかりですので「測定のやり方」などは学びません。
ですが、今後測定のやり方、を学ぶには理論セミナーは必須です。
理論セミナーでは下記の事を学びます。
1回目 靴業界の流通業態、各国生産足数と輸出足数、販売シェア、日本における経済効果等
2回目 テオリーⅠ 靴とデザインに関係する解剖生理学 Ⅰ 本セミナーの学び方 骨学
3回目 テオリーⅡ 足と靴型の相関 Ⅰ靴型への足骨格ポイント付け(靴型基線配列)
4回目 〃 足と靴型の相関 Ⅱ 靴型基線配列 既製靴型検査法
5回目 テオリーⅢ 歩行学(運動) 靴とデザインに関係する解剖生理学 Ⅱ 筋学 靭帯学 神経学
6回目 テオリーⅣ 足と皮膚の異常 Ⅰ 足の変形
7回目 テオリーⅤ 足と皮膚の異常 Ⅱ 皮膚の異常 糖尿病足
8回目 テオリーⅥ 国際商品知識 皮革計量 サイズ換算 靴型プロポーション
この中の下記の項目が重要です。
3回目 テオリーⅡ 足と靴型の相関 Ⅰ靴型への足骨格ポイント付け(靴型基線配列)
4回目 〃 足と靴型の相関 Ⅱ 靴型基線配列 既製靴型検査法
ここで基線配列の考え方を学んだ上で木型セミナーで「測定した基線配列の数値から~%を引く」などを学ぶわけです。
足の測定は木型セミナーで
測定は木型セミナーで学び実習します。
靴型モデリスタ講座(短靴コース)木型講座を見学してきたpart1 | シューネクスト
木型セミナーは申込数が達したら開講しますので申し込みをしておいてください。
申し込み:オーダー靴型(ラスト)製作セミナー(短靴) | シューネクスト
ラストセミナーを見てきたpart2 ソル・ストロベル製法を動画で見てみよう | シューネクスト
理論セミナー受講して木型セミナーで測定や木型の削り方を学ぶ
理論セミナー受講後、木型セミナー受講、という流れですか?
「それが一番望ましいですが、シューフィッターの中級上級の資格を持っているならば木型セミナーに来て頂いても構いません」
シューフィッターの勉強では理論をきっちりがっちりやってるってこと?
「それもありますけど、木型や測定の考え方を理解しやすいんですよ。
足の測定って靴下履いた状態ではどうとるか、など様々な要因があります。
これらの要因は『靴メーカーで10年働いている!』ということでは理解出来ないことです。
でもシューフィッターの勉強ではお客の足を測定する勉強しているので考え方が理解しやすいんです。
だから理論セミナーを受講しているか、シューフィッター中級上級をとっているかが木型セミナー受講の条件となります」
「足の測定が出来ても、それを実際の靴合わせや靴作りに活かせなくては意味がありません。
《足と靴の相関理論セミナー・テオリー2》では、ラスト(靴型)を測定、計測・逆算して そのラストで作られた靴を履く人の足を割り出します。
これを既製靴型検査法と呼ばれています。
理論セミナーではこの測定の理論を学んでもらいます。
足からラスト・靴、靴から足を理解出来していて初めて足の測定に意味を成します。
技法だけじゃダメなんですよ」
理論セミナーは9/27(土)よりスタートとなります。
興味在る方はお問合せください。
講座名 | 足と靴の相関理論セミナー |
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内容 | 「足を熟知して靴を考える」これが《善い靴作り》の基本です。 ヨーロッパ靴先進国の靴技能士養成機関に於ける基礎学習は、造形・色彩学や靴工学(製靴技法)、ファッションビジネス学は基より、靴に関係する解剖生理学や運動力学(歩行)、そして医学が必須です。 ヨーロッパでは靴は古くから「《半医・半商》、医学の領域が半分入ったビジネスだ」と言われています。 しかし日本の靴業界、特に若い製靴技術者や靴デザイナー達には最も乏しい知識だと言えます。 そこで、次の通り《足と靴の相関理論セミナー》を開催します。 |
講師 | 古瀬勝一(ふるせよしかず) 足と靴の健康介護サロン・プームス代表 イタリアARS SUTORIA称号 シューモデリスタ スティリスタ ドイツVFF認定 med.フースフレーガー(メディカルフットケアワーカー) Teacher | シューネクスト |
期間 | 2015年10月4日~2016年2月14日(全8回) 隔週日曜日 午前10時30分~午後5時30分 |
場所 | レザークラフトフェニックス3F 教室(参加人数により変更あり) |
授業目標 | 座学にて、足と靴の相関理論と既製靴型検査法の基礎を修得する。 |
授業日程と内容 | 10/4 1回目 靴業界の流通業態、各国生産足数と輸出足数、販売シェア、日本における経済効果等 10/25 2回目 テオリーⅠ 靴とデザインに関係する解剖生理学 Ⅰ 本セミナーの学び方 骨学 11/8 3回目 テオリーⅡ 足と靴型の相関 Ⅰ靴型への足骨格ポイント付け(靴型基線配列) 11/29 4回目 〃 足と靴型の相関 Ⅱ 靴型基線配列 既製靴型検査法 1/10 5回目 テオリーⅢ 歩行学(運動) 靴とデザインに関係する解剖生理学 Ⅱ 筋学 靭帯学 神経学 1/31 6回目 テオリーⅣ 足と皮膚の異常 Ⅰ 足の変形 2/14 7回目 テオリーⅤ 足と皮膚の異常 Ⅱ 皮膚の異常 糖尿病足 3/6 8回目 テオリーⅥ 国際商品知識 皮革計量 サイズ換算 靴型プロポーション |
定員 | 8名 (応募者8名以上の場合は会場を変更) ※但し、定員に満たない場合は、再募集の為に開催を延期する |
各自持参品 | 筆記用具、その他随時事前に連絡。 |
対象 | 製靴経験者、靴業界関連全般 但し、専門学校靴科や個人靴教室の教員・講師は受講不可 |
受講料 | 全8回 86,400円(税込) 別途資料代として5,400円頂戴いたします。 *会員の場合、 77,760円(税込) + 資料代 原則一括前納 |
お申込み | お申込み・お問い合わせ |
締め切り | 2015.9.26(土)まで |
過去の様子 | 足と靴の理論セミナー | シューネクスト |
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