靴用の接着剤は強力すぎるからハケの保存がまぁ大変
革業界でもっとも接着剤に関して知識と技術があるのは靴業界なわけで。
基本的に強力なのですが、そうなると接着剤を塗るハケをどうするか、という問題が出てきます。
保存するときに100均で買ってきたキャニスターにトルエン入れてハケを漬け込んでみたところ見事に蓋が溶けました。
所詮100均ですので蓋のプラ部分が薄かったんですねぇ。
古瀬先生「やっぱり、ネスカフェの大瓶ですねぇ。 蓋は塩ビなんで
確かに蓋が微妙に膨らんでいますな。
なにやら聞いていると保存用の専用の瓶もあるとか。
いちいちそんなのは買っておけないですわ。
で。
欲しい条件は下記
・蓋が溶けない
・細長くて安定感があるほうがいい=細長いと中に入れるトルエン量が少なくてすむので
ホームセンターうろうろと見ていると麦茶のピッチャーが300円ほどで販売。これっていけるんじゃないかな?
高さが30cm弱あるのでヘラも入れることが可能。安定感もあるし、細長い。
蓋が溶けたりするかな、と思ったけど使い始めて1ヶ月弱ですが無事に膨らまずに使用可能。
福井先生「メーカーや工場では毎日使うので蓋じゃなくてガラス瓶の上にビニール袋かぶせているだけですねぇ」
なるほど!それも手ですなぁ
関連記事:
- ブリックのような箱に入った靴用の釘
- 13-12-24のシューネクスト:4年前に制作した靴の修理
- 靴作り講座の生徒さん作品がまた一足
- 靴パターン講座(中級)を見てきた番外編 技術は数がないとダメ
- 靴クリームのコロンブスが3/15(日)の和風総本家に出るそうだから&HPが出来た