新年あけましておめでとうございます。
1/9はレザークラフトフェニックス3Fにてパターンセミナー「7 内羽根(サドル、ギリーデザインなど)」となりました。

見に行くと小洒落た靴が。

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古瀬先生「これはブローギングシューズ。その中でもフルブローギングシューズと呼ばれるものです」

 

ブローギングってのは形のこと?

古瀬先生「違いますよ~。
これらの飾りのことを意味します。
今の時代は検索したら出てきますね。

『ブローギング(ブローグ)』特集 知識編!|washington銀座本店B2F

昔々の西成の靴職人さんはブローギングなんて小洒落た呼び方ではなくオカメ・トンビとよんでいました。

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とんび…写真のように飾り穴があるラインがトンビの羽根のように落ち込んでいるものを「トンビ」

おかめ…上記の目打ちの先端のラインが後ろまでスッと伸びたら「おかめ」

と呼んでいましたね。

ブローグとは、昔々のアイルランドやスコットランドで用いられたハイド革で作られた靴で、後にウイングチップで飾り穴を開けた靴に変わって普及しました。
写真のように内羽根式で、爪先から腰革までギザと穴飾りのあるのものをフル ブローグと呼びます。
英国調(トラッド ファッション)紳士靴の代表的なデザインですねd(^-^)

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どのラインが何処へ繋がっているように見えるか 向き合ったパーツのカーブ ラインが鏡で映したかように同じに成っているかなどのバランスが とても重要です。
紳士靴メーカーの有りふれた定番デザインですが、それだけに、店頭に並べられていて 僕達の目を引くか素通りされてしまうかは、このバランスの絶妙さにかかっています(*´・ω-)b

この飾り穴のラインで何が違うの?

「男性靴の売上が変わりますよ。
やはり色気が出ますね。

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この写真はセミブローギング、と呼ばれ、フルブローギングに比べると飾りがシンプルになっています。
目打ちの先端部分を中心として左右対称になっていますね。
これが左右非対称になると売上がグッと落ち込んだりします。

ブローギングにはルールがあるの?

「ないです。
ボクがルナティー先生から学んだ際は最初に作例見させてもらって実際に作ってみる。
で、『NON!ここが違うからこう訂正しなさい。はい、やり直し』と矯正されます。
普段は6時間の授業で3型作りましたが、それを何度も何度もやり直されました。

方程式や数式的なものはありません。
ある程度までは身につきますが、ある程度以上はセンスの世界になりますねぇ。
造形のバランスが重要となります。

ですのでこのブローギングのデザインを考えるのは芸大や美大出ている人のほうが理解しやすいですね」

 

中級型紙講座は下記日程で開講中

見学は可能ですのでシューネクストにメールにてお問合せください。
見学時は15分程度でお願いします。
講座名靴型紙講座 シューモデリスタ・スティリスタ養成セミナー中級
内容本講座では、足と靴デザインの相関を知り、イタリア・ミラノのアルス国際製靴技術学校式パターンテクニック《システィマ ルナティー》を基礎から徹底して学習します。

シューモデリスタ・スティリスタとは、イタリア独自の称号で単にデザイン・パターンナーを指すのではなく、足を学術的に知り、工程を知り、素材を知り尽くした上でファッショナブルな靴をスタイリングできるプロを指します。
つまり、メーカーからショップに至るまで、靴業のどの分野においても適応できる靴スタイリストです。
このように、プロの靴スタイリストを目指して学んで頂く講座です。
講師古瀬勝一(ふるせよしかず) 足と靴の健康介護サロン・プームス代表
     イタリアARS SUTORIA称号 シューモデリスタ スティリスタ
     ドイツVFF認定 med.フースフレーガー(メディカルフットケアワーカー)
期間2015年9月12日~2016年4月9日まで  
隔週土曜日(全12回)午前10時半~午後5時半
場所レザークラフトフェニックス3F 教室(参加人数により変更あり)
授業目標イタリア・ミラノのARS SUTORIA国際製靴技術学校システマ ルナティーを主にしたパターンテクニックの基礎修得
授業内容イタリア語で書かれた製靴教本に基づく各種基礎パターン実習
授業日程と内容9/12 1 サンダル(タック・ギャザー、アンシンメトリー、デザインサボデザインなど)
9/26 2 パンプス(プレーン内外採り展開法、アンシンメトリーデザインなど)
10/24 3 パンプス(セパレート、Tとアンクルストラップ、ギリーデザインなど
11/7 4 外羽根(外羽根モカ、蛇腹式ベロ・チロリアンなど)
11/14 5 外羽根(ワンピース調デザインなど)
12/12 6 内羽根(ブローグのバランス、ワンピースなど)
1/9 7 内羽根(サドル、ギリーデザインなど)
1/30 8 ブーツ(ウエスタンデザイン、ニーハイ ブーツ)
2/13 9 ブーツ(蛇腹式ベロ アンクルブーツ、サイドゴアブーツなど)
3/5 10 ブーツ(ジョッパーブーツなど)
3/26 11 モカシン(ベロ内ゴム式、ワンピースデザインなど)
4/9 12 修了・昇級試験と総復習 【各回1~2点作製】
定員定員5名 (応募者8名以上の場合は会場を変更)
        但し、定員に満たない場合は、再募集の為に開催を延期する。
各自持参品型紙工具一式(デザインテープ・カットマットを含む) 
①自分用ラスト 各種靴型 ②型紙裁断包丁orカッター ③30cmと15cmの定規 ④巻き尺(メジャー) ⑤ルレット ⑥製図用筆記具 ⑦型紙用コンパス ⑧セロテープ ⑨甲革用ゴムのり ⑩刷毛or細いパテ(またはペイント)ナイフ ⑪型紙用ケント紙 ⑫紙アッパー用紙(B4のコピー用紙またはロール茶紙) ⑬デザインテープ ④ダーマトグラフペン(=蝋ペン。プララストを使う者)詳しいことはシューネクストまで。    
対象基礎・初級コースを修了した人(例 シューネクスト初級講座卒・西成製靴塾卒など)靴業者(専門学校靴科コースや、個人靴教室の教員・講師は参加不可)
受講料全12講座  144,000円 
        資料代     5,000円 
     料金については、一括で前納
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締め切り終了
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2016年の専門講座予定が出来ました

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デザイン・パターン・靴型講座 | シューネクスト

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