16.09.03土曜日にレザークラフトフェニックス3Fにて開講されたパターンセミナー初級(後期)コース。
今日は、本当は《オープントウ・バックバンド》パターン実習だったんですが、それは次回に回して、前回から引き続きプレーン パンプスを突き詰めてみました。 受講生は、皆さん婦人靴メーカー関連事業者ですd(^-^)

僕が仕事させてもらってるメーカー(バーニーズNY)で売れまくってるVカットハイヒール パンプス。 足を細く見せるのがVカットの視覚的効果ですよね。 フロントトップは浅いけれど、甲の両サイドが深いので、脱げ難く歩きやすいのもVカットの特徴で魅力です。

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バックシームの美しさ カウンターからヒールの滑らかな繋がり

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女性の脚をより綺麗に美しく魅せる為の床に垂直なバックシームは、パンプスの命とも言えますよね。
内外の距離調整が大事です。
そして、カウンターからヒールの滑らかな繋がりは、ヒールに合わせてインソールの面取り加工が確り出来ている証しです。
面取りが下手だと、いくらパウンディングを掛けても段差が出てしまいます。
これも紳士靴には無い、婦人靴独特のルールですよね(o´エ`o)b

カウンター部分のトップラインの引き締まり

ラストを抜いてトップラインが開いている事を、僕達は「靴がアクビをしている」と言います。
ラストを抜いた後からもトップラインが自然に引き締まって来る
それが、パンプスのパターン テクニックであり、そして腕の良い底付師の釣り込みテクニックです。
僕にパンプスを教えてくれた父(故。靴職人の親方)曰く「裏を引け裏を引け」です。
熱可塑カウンター成型機を使っているメーカーでは難しいですね。
やはり、量産では面倒になりますが、レザーカウンターが最善です(*´・ω-)b

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決め型・裁断型・裏型です。

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…「美しい靴は、平面のパターンから綺麗で美しくなくてはならない」。
これは、僕のパターンの師匠・新條先生(エスペランサ靴学院)と、ルナティー先生(アルスストリア スクール)の御言葉です。
整形靴マイスターのリーヒェ先生も「常に綺麗に美しくを念頭に。整形靴にもエレガントがなくてはならない」が口癖でした

 

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