130707 デザイン画セミナーの様子を。
13、7月7日、13日の2日間で行われたデザイン画セミナー。
傍から見ていても結構面白い。
デザイン画は靴の企画営業を行う際には必須のスキルであり、感性や技術理論に基づかない鍛錬では超えられない壁があります。それを学ぶのがこのセミナーです。
イタリア・ミラノのアルス国際製靴技術学校式デザイン画の描き方を学ぶセミナーです。
この講座では、2日間で短靴、パンプス、フィットブーツ、ルーズブーツの4つのパターンを練習します。
デザイン画は、相手にデザインのイメージ、構造を伝えるための手段です。
正確に自分のデザインが伝わるよう、きちんとしたデザイン画を描くことが大切です
講師である田内氏はイタリア・ミラノで靴をまなんで来た方です。
このセミナーではデザインの出し方やどうかっこよいデザインを作るか、ということを教えるのではなく「相手を説得するためにどのような美しいデザイン画を書くか」という技術を学びます。
靴職種で言うならば「メーカー企画」「営業」「デザイナー」などを行う際にはこのような技術は必須であり、「ブランド」を築きたい、という方にも必要な技術です。
「オーダー制作」を行う際にもあったほうが相手に説得力が増す技術でもありますね。
見ていて面白かった点はデザイン画は感性で書かれているものではなく、厳密に数値化されている、という点ですね。
感性ではなく、理論で靴のパターンを作り上げるシステマルナティを田内氏も学んでいます。
それを応用して彼女なりの理論に基づいてこのデザイン画セミナーは作られています。
次回は8月20日火曜日,22日木曜日開催予定です。
特定非営利活動法人 靴産業を元気にする熱烈サポーター シューネクスト |デザイン画セミナー
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