おや?今日のシューネクストレンタル工房は随分盛況ね?

福井先生「専門学校生徒さんが夏休みですからねぇ。あとサンダルバリエーションセミナーで2名さん受けてはります」
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サンダル?
サンダルなんて足を覆う面積少ないから簡単そうやん?

「なんてこと言うんですか (ノ-o-)ノ ┫;:・.
サンダルは制作は紳士靴などに比べたら簡単ですが、型紙は難しいですよ、非常に」

はてさて

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「サンダルは直接肌に触れる=骨に触れる靴なのでごまかしができない。
骨の位置を理解してやらないと作れません。
こういう点ですね。指先端部分にベルトがかかると負荷がかかります。」

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バリエーションセミナーってどんなことやるん?

「とりあえず片足だけ作ります。これはこの基本のサンダルを学び、その後にバリエーションを学ぶためです。
だから片足だけ作り、本底は貼り付けません。完成させません。
完成させたかったら自分で後日作りなさいよ、と。
完成させる暇あったら時間内でサンダルのバリエーションを学んでくださいということです。
なんせ3日間ほど勉強+実習しますから時間ないんですよ( TДT)」
なるほどなぁ。

「サンダルでよく勘違いされますが、サンダルを作る木型は従来の紳士靴・女性靴とは違う木型を使います。わかりますか?」

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んと、、、先端が別れている!

「そうですね。
サンダルの鼻緒部分が入るので分かれ目が入っています。
さらにサンダルは裸足で履くのが基本となります。
そのため底面部分が紳士靴女性靴に比べてベタっと大福のように潰れています。
ベルトで上から抑えこむから底面部分を広くしています。
これがサンダルの木型の特徴です。

時々『手持ちの木型でサンダル作ればいいやん~』と作っている方がいますが大きな間違いです。
結果的に足に不調をきたします」

この木型で完成させるの?

「木型で最初のつり込みを作り、その後に自分の足にあわせて作るのでぴったりできます。

サンダルは最初ちょっときつめくらいがちょうどいい。革の場合は徐々に伸びてきます。
きついな、とおもったらちょいと水で濡らしてビール瓶などを入れて一晩放置してください。
素足で履くのが基本なので購入する際もちょっときつめを選んだほうがいいですよ」

ほへ~

「最初はこのV字サンダルを作ります」

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「サンダルには理論としてこの骨や筋肉にかかってしまってはいけない、という部分があります。

骨や筋肉も含めて勉強しなければいけないジャンルです。

サンダルのオーダーってのは消費者からしたら注文する意味も需要もあります。
自分の足に沿ったサンダルは履き心地の良さを実感出来ます。

型紙には気を使いますが、普通の靴よりも釣り込みや縫製は早くできるのは楽な点ですね。

でも覆われている部分が少ない=ベルトが足に負荷をかける、ということです。
ベルトの厚みや形を変えることで足にかかる負荷は軽減されます。
そこらもシステマルナティを学ぶんだり、このサンダルバリエーションセミナーでお教えしますよ。

個人工房さんなりでは女性向けのほそいベルトたくさんのサンダルは作っていません。
作れないんですよ、型紙が、難しくて。それほどサンダルは難しい。

メーカーでやる場合は型紙や底など事前の準備をどれだけ簡略化するかがキモです。
また、サンダルはクレーム率が高いです。
ベルトだけなので強度に問題ありますし、足にあたる問題もあります。
購入後にクレーム出ないように型紙を作らなきゃいけません。

サンダルは奥が深いんですよ」

へ~、、受講した生徒さんの感想は?

生徒Oさん「ムラキさん、サンダルはね、ちゃんと学ばないと危ない、ってことがよくわかりますよ。
受講する意味がありましたわ」

ほへ~

福井先生「このサンダルはかかとで固定してくれるので最初のV字よりも安定します。
V字のサンダルなんて簡単じゃ~ん、と思いがちですが、サンダルバリエーションセミナーではこのように順を追って学ぶことでそれぞれの注意点を学んでいくんですよ」

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ねぇ、Oさん、つり込み工具のワニさんがいらっしゃるけど使うの?

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「ぶっちゃけ全然使わずに釣り込めますよ(/・ω・)/」

作成は簡単だけど型紙は気を使うってことですね。

奥深くサンダルを学びバリエーション増やしたい、という方はお問い合わせくださいな。

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